骨端線がカギ?

骨端線ってナニ?

骨端線がカギ?

骨端線とは、別名を成長線とも呼ばれる、骨の両端にある軟骨のことを言います。この軟骨には、骨の細胞が密集して沢山存在しています。この骨端線の近くには、古くなった骨を壊す「破骨細胞」と古くなって壊された骨に代わり新しい骨を作る「骨芽細胞」がたくさん存在しています。
思春期になると、骨端線にある骨芽細胞が活発に活動し始めるために、新しい骨がドンドン作られることで、身長が急激に伸びていきます。ですが、骨端線は思春期を過ぎるころから徐々に消えていき、20歳ころにはほとんどの人は無くなります。ですので、骨端線は成長期が終わる前までの子供にしかありません。
大人になると身長が伸びなくなってしまうのは、骨端線が失われることで破骨細胞と骨芽細胞の活動のバランスが均衡するためです。
処で、骨端線はレントゲンで撮ることが出来ます。骨の端に透明な薄白く写るのが骨端線で、基本的にどの骨の両端にも存在します。
骨端線の中で、最も身長に関係するのは「脛の骨」です。この脛の骨が伸びることにより身長も伸びていきますし、また膝から下の骨(脛)が伸びることで足が長くなります。

骨端線が増殖するメカニズム

骨端線は身長が伸びるために大切な働きをする軟骨なのですが、まずは骨が伸びるメカニズムを簡単に分かりやすく説明したいと思います。
古くなった骨を骨端線付近に存在する「破骨細胞」が溶かし、カルシウムとコラーゲンに分解して体内に戻します。その後に、新しい骨を作る「骨芽細胞」がコラーゲンを基にして骨の基礎を作ります。その基礎となったコラーゲンに血液が運んできたカルシウムが吸着することで、強くて硬い前の骨よりも長い骨が新しく出来上がります。
成長期中はこの壊しては前の骨より長く大きな骨を作るを繰り返す事で、身長を含めて大人の身体へと成長していきます。
ところが骨端線は、成長期を過ぎるころから柔らかさを失い徐々に硬くなって消えてしまいます。それに同調するように身長もあまり伸びなくなります。
骨端線は成長ホルモンの分泌によって働きが活発になりますので、成長ホルモンの分泌量が増えるほど、背が高くなることに繋がります。

確認する方法

一般的に骨端線は男性が17~18歳、女性は15~16歳で閉じますが、ごくまれに成人後でも男性25歳、女性22歳頃まで骨端線が残っていることがあります。
実は骨端線が残っているのかを調べるのは、レントゲンを撮るだけと至って簡単です。ですので、病院でレントゲンを撮って調べて貰えばいいのですが、何科に行けばいいのか迷ってしまうことと思います。
成長障害で調べるのならば「小児科」で診てもらうようですが、小児科は基本15歳までですので、「整形外科」で診てもらうと良いでしょう。
ただし、骨端線を調べたいというのは、病気や怪我による検査ではありませんので、医師によってはレントゲン撮影の拒否をさえるかもしれませんので、個人病院で通いなれたところで診てもらえるのがベストです。
ちなみに費用はそれほど高額ではありません。レントゲン1枚で1,000円するかというところです。保険が適用されれば、3割負担になります。保険が適用されなくても、診察費込みで数千円くらいです。