母乳の成分α-GPCが身長サプリに配合される理由-身長を伸ばして学習能力もアップするかも!?

身長を伸ばすためのサプリメントを頻繁にチェックしていると、目にする機会が多い成分のひとつが「α-GPC」。なんとなくすごいパワーを秘めているような名称ですが、実際にはどのようなものなのか、きちんと説明できる方は少ないのではないでしょうか。
哺乳
そこで、身長サプリのキーとも言えるα-GPCの性質や働きについて見ていき、なぜ身長の伸びと関係があるのか、解説します。

身長を伸ばすために必要な成分

α-GPCとは「グリセリルホスホコリン」の別称を持つ、母乳に含まれる生体栄養成分のこと。母乳に含まれているということからも推測できるように、生命維持のための体内活動を支え、成長を司る重要な成分です。

α-GPC自体はホルモンではありませんが、成長ホルモンの分泌を活性化させる働きがあります。成長ホルモンとは、脳の下垂体(大きさはえんどう豆程度)から分泌されるホルモン8種のうちの1種であり、筋肉や脂肪などの代謝を促進させます。

さらに成長ホルモンは肝臓に作用することで、肝臓で作られる「IGF-I(ソマトメジンC)」の分泌を促します。IGF-Iは骨の軟骨部分である「骨端軟骨」を刺激し、増殖を促すため、IGF-Iが正常に分泌されているか否かが、骨の成長、つまりは身長の伸びを左右すると言えます。

以上をまとめると、骨の増殖・成長の要となる「IGF-I(ソマトメジンC)」を正常に分泌させるには「成長ホルモン」が必要であり、その「成長ホルモン」を正常に分泌させるには「α-GPC」が必要不可欠なのです。

脳機能、学習能力の向上

身長の伸びに関する働き以外にも、α-GPCは生命維持において重要な影響を及ばします。

代表的な働きとして、「コリン」という栄養素を体内に摂取する際、α-GPCはその吸収率を高めます。コリンとはビタミン様物質であり、体内で作り出すことができない必須栄養素のひとつです。そのため新生児の場合ならば母乳から(α-GPCとともに)摂取し、成長すると食事から摂取しなくてはいけなくなります。

コリンの役割は複数ありますが、そのひとつは神経伝達物質「アセチルコリン」の材料になることです。アセチルコリンは血管を拡張させる働きがあり、脳への血流を促進します。

結果的に脳細胞が活性化され、記憶力や認識力など学習能力全般の向上へとつながります。さらに加齢による脳細胞の減少スピードを抑えることもできるのです。

アセチルコリン不足が痴呆症を引き起こす要因であることからも、間接的にコリンが脳機能の活性や向上に深く関わっていることは広く認知されており、そのコリンの吸収を高めるα-GPCもまた、成長期の子供から中高年の方まで、脳機能向上のために欠かすことができない物質と評価されています。

医薬品からサプリメントまで

近年、α-GPCの健康効果、また子供の身長アップ(成長)効果について注目が集まりつつあります。しかしα-GPCが配合されている食材は「大豆」ですが、その配合量は少なく、1日に十分な量を摂取することは簡単ではありません。

α-GPCは2006年に厚生労働省が食品成分として認可、2009年に正式認可するまでは「医薬品」として取り扱いされていたため、サプリメントとして一般的には普及していませんでした。

しかし今ではα-GPCをサプリメントとして日常生活において摂り入れることが可能となり、医療関係者が推奨する場面も増えています。

サプリ選びで身長の悩み解消

骨を形成し強くするためには、カルシウムやマグネシウム、タンパク質などの栄養素も必要です。しかしそれらだけを摂取していても、成長ホルモンが十分に分泌されていなければ、骨を効果的に伸ばすことはできないのです。
元気な子供イメージ
成長ホルモンに働きかけるα-GPCが高配合なサプリメントを選ぶことで、成長期の身長に関する悩みを解消し、また健康的な毎日を送ることを目指しましょう。