身長サプリメントは何歳から何歳まで飲めば効果があるの?年齢と身長の関係からみる身長サプリ効果とは

親御さん自身があまり身長が高くなく、そのことに多少ともコンプレックスを感じる場合、ご自分の子供には身長を伸ばすための対策をとってあげようと、身長サプリメントを選択肢のひとつにされることがあります。
仲の良い親子
しかし身長サプリメントを「何歳から何歳まで飲ませるべきか(何歳まで飲ませれば効果が望めるのか)」という疑問が湧いて、結局子供に身長サプリメントを飲ませないまま時が過ぎ……、なんてモッタイナイことが起きてしまっては後悔してもしきれません!

そこで、身長サプリメントの効果を存分に取り入れるために最適な年齢の目安はいつからいつまでなのか、その理由とともにご説明します。

男女年齢別、成長率の推移とは

まず、日本人の平均的な「男女年齢別 1年間に伸びる身長の高さ(cm)」を以下に挙げます。

■男子の場合

9 歳・・・5.0cm
10歳・・・5.0 cm
11歳・・・5.6 cm
12歳・・・8.6 cm
13歳・・・8.7 cm
14歳・・・4.5 cm
15歳・・・2.3 cm

■女子の場合

9 歳・・・5.6cm
10歳・・・7.3 cm
11歳・・・7.4 cm
12歳・・・4.2 cm
13歳・・・2.2 cm
14歳・・・1.1 cm
15歳・・・記録なし

男子の場合、おおよそ11歳の頃に思春期を迎えます。そのためその後約2年間の12~13歳の時期に最も高い成長率を見せ、その後ゆるやかに成長速度が遅くなり、ほぼ17歳程度で身長の伸びは見られなくなります。

女子の場合、おおよそ9~10歳の頃に思春期を迎えます。そのためその後約2年間の10~11歳の時期に最も高い成長率を見せ、その後(男子と比べると)急激に成長速度が遅くなり、ほぼ15歳程度で身長の伸びは見られなくなります。

※成長率が高くなる時期を「成長スパート」と呼びます。

思春期に入るまでの身長が勝負!

では身長サプリメントを飲み始めるのは、最も成長率が高いとされる「男子11歳、女子10歳」で良いのでしょうか――答えは「ノー」です。
小学生の男子と女子
というのも、最終身長を決定づけるのは「思春期に入るまでの身長」とも言えるからです。なぜなら男女ともに、思春期において伸びる身長の高さは決まっており、男子で約25cm、女子で約22cmだからです。

つまり、もしも思春期が始まる直前の身長が140cmだった場合、最終身長は男子なら「140+25=165cm」、女子なら「140+22=162cm」と予測できます。

そのため男子なら11歳よりも前、女子なら9歳よりも前にある程度身長を伸ばしておかなければ、思春期に入ってから慌てて身長対策を行っても遅すぎるのです。

そのため、身長サプリを摂取し始める年齢は「小学校低学年」からでも早過ぎることはないと言えます。

身長サプリメントはいつまで飲む?

では身長サプリメントはいつまで飲み続ければ良いのでしょうか。さきほど「男子は17歳程度」「女子は15歳程度」で身長の伸びが見られなくなると指摘しましたが、実際には20歳を過ぎてからでも身長が伸びる場合があります。

そのような、成人後も身長が伸びる原因は「骨端線(こつたんせん)」が残っているかどうかが鍵に。骨端線とは成長期の子供の骨にのみ存在する、骨の両端部分に位置する軟骨部分のことを指します。この軟骨部分(「骨端軟骨」と呼ぶ)が成長ホルモンの働きにより増殖することで骨が伸び、結果として身長が伸びるのです。

したがって、この骨端軟骨もしくは骨端線がなくなり、骨がしっかりとした「大人の骨」になってしまうと「骨が増殖しない=身長が伸びない」ことになります。この骨端線がなくなる目安が「男子は17歳程度」「女子は15歳程度」という訳です。

しかし中には、この目安の年齢をかなり越えても骨端軟骨が残り、骨が成長をし続ける事があります。そこで、まだ身長が伸びる可能性があるかどうかを知るために一番早い方法は、「レントゲンで確認する」ことです。
骨端線のない骨
※ただし、特別な理由がない限りは医療機関(15歳までなら小児科、それ以上の年齢の場合は整形外科)でレントゲン撮影をしてもらうのは、簡単ではないかもしれません。そのため、もしも骨端線を確認するためにレントゲン撮影を希望する場合は、その旨を伝えて応じてもらえる医療機関を探す必要があります。

骨端線が残っていれば、身長はまだまだ伸びる力があると判断できます。そのため、骨端線がある間は「何歳であろうとも」身長サプリメントを摂取し続ける意義は十分あるのです。