フィジカルBなど、見た目が緑色の身長サプリメントが多い理由は? 緑色になる成分をチェック!

就学前の低年齢の子供さんから成長期のラストスパートにかける10代後半の中高生まで、身長サプリメントが求められる年齢層は幅広く、そのため各メーカーは身長サプリの形状や配合成分を試行錯誤し開発・製造を行っています。

そこでこれら多くの身長サプリメントを見てみると、いくつかのサプリメントは「緑色」をしていることに気がつきます。たとえば「フィジカルB」は、緑色のつぶつぶした粉末が入ったスティックであり、水に溶かすとまるで青汁のような緑色の液体になります。

フィジカルB

そのほか、「カラダアルファ」という身長サプリは緑色の錠剤であったりと、形状は異なるものの「緑色」であることには変わりません。そこでこれらの身長サプリメントはなぜ緑色になっているのか、その理由についてご説明します。

サプリメントの色は天然か合成か?

まず基本的な身長サプリメントの選び方として、「合成着色料」は無添加のものを選んでください。

どれほど見た目がキレイで美味しそうであっても、化学的に合成された添加物を毎日摂取していれば、アレルギーや体調不良(ひどい場合には「発がん性」の危険性もあり)など、大切な成長期の子供さんの身体を大きく成長させるどころか、蝕んでしまう可能性があります。

そのため、たとえば着色料に関しては、以下のような名称が成分表に書かれているものは避けましょう。

【摂取は避けるべき合成着色料】
赤色2号・3号・102号・104号・105号・106号
黄色4号・5号
緑色3号
青色1号・2号

スーパーフード「スピルリナ」って?

では「フィジカルB」のような緑色の身長サプリメントには、「緑色3号」が使われているのでしょうか――結論として、少なくともフィジカルBには使われていません。

ではなぜこのような緑色をしているかといえば、原材料に「スピルリナ」という植物から取られた栄養成分が多く使用されているからなのです。

スピルリナとは、ここ数年「スーパーフード」という呼称で世界的に広まった、身体に良い栄養素(有効成分)が非常に多く含んでいる食材のひとつです。スピルリナは、スーパーフードのなかでも特に重要とされているTOP10に認定されており、スピルリナ以外のスーパーフードには「アサイー」「チアシード」「マカ」などが挙げられます。

スピルリナドリンク、錠剤、粉末

スピルリナは地球最古の植物(およそ30億年前から存在している)といわれており、中東やアフリカ、南米の熱帯地方に自生する緑色の藻の一種です。

スピルリナが自生する場所は決して穏やかな環境ではなく、反対に過酷とも言える悪循環です。そのためスピルリナは独自の進化を遂げ、植物と動物の両方の特徴で豊富な栄養素を作り出すようになったのです。

スピルリナの有効成分

スピルリナの特徴として、50種類以上もの身体への有効成分が含まれていることが挙げられます。

それらの栄養素のなかで、まず顕著なのがタンパク質です。スピルリナの約6割強が良質なタンパク質なのです。タンパク質は人体においてまさに欠かせない成分であり、内臓や筋肉、血液などを正常に維持、かつ新たに作り出すための役割を担っています。

さらに人体を構成するタンパク質は20種類のアミノ酸の合成によって作られていますが、スピルリナに含まれるアミノ酸は18種類であり、ヒトが外から摂取しなくてはならない「必須アミノ酸」9種すべてがカバーされています。

緑黄色野菜のような栄養素

スピルリナには、まるで緑黄色野菜のような栄養素が豊富に含まれています。たとえば抗酸化力の高いβカロテンは、代表的な野菜であるほうれん草の70倍もの含有量があり、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンKなども網羅しています。

またカルシウムや鉄分をはじめとしたミネラル成分もスピルリナは含んでおり、含有率も他の食材とくらべて高く、さらには身体への吸収率までも高いという特徴があります。

フィジカルBにような緑色の身長サプリの成分チェック

以上のように栄養価とバランス、また吸収率の高さで国際的に高評価を受けているスピルリナ――子供たちの成長をサポートする身長サプリメントの原材料として、多くのメーカーが採用することに疑問の余地はありませんね。

スピルリナの粉末と錠剤

フィジカルBのように緑色な身長サプリメントが気になる場合は、その配合成分をチェックし、スピルリナその他「緑色の天然有効成分」が使用されているかどうかを確認されてみてはいかがでしょうか。